「クロカン」といえば、スズキのジムニー、三菱のジープ等を思い浮かべる人が多いであろう。そんな中でなぜか頭から離れない特徴的なマツダといすゞのクロカンが印象的な人も少なくはないのではないだろうか。そんなマツダといすゞのクロカンを振り返っていく。
※本稿は2024年6月のものです
文：永田恵一／写真：マツダ、ベストカー編集部 ほか
初出：『ベストカー』2024年7月10日号
■マツダ プロシードマービー
マツダも海外向けを含めれば2020年まで自社でピックアップトラックを持っており、プロシードの車名だった時期がある。そのプロシードを乗用車化したのがマービーだ。サイズの大きさに加え、当初はMTのみでディーゼルなしだったこともあり、日本での販売は低迷。
●マツダ プロシードマービーの歴史
・初代：1991～1999年
記事リンク
前の記事
5ドア化が大ヒットの秘訣!? ブームの火付け役[パジェロ]！ 三菱のクロカン4選
次の記事
[ジムニー]の誕生秘話が予想外すぎ!! [シエラ]は今や大黒柱に！ スズキのクロカン3選
■いすゞ ビッグホーン
初代はピックアップトラックのロデオをベースにしたクロカンとして登場。10年のモデルサイクルの間にイルムシャーやロータスといったコラボモデルも加わった。
2代目モデルはボディサイズを拡大し、初代同様の3ドアショートと5ドアロングに加え、V6ガソリンも設定され、イルムシャーとロータスも継続された。なお、2代目モデルはあのビークロスのベース車でもあった。
●いすゞ ビッグホーンの歴史
・初代：1981～1991年
・2代目：1991～2002年
記事リンク
前の記事
5ドア化が大ヒットの秘訣!? ブームの火付け役[パジェロ]！ 三菱のクロカン4選
次の記事
[ジムニー]の誕生秘話が予想外すぎ!! [シエラ]は今や大黒柱に！ スズキのクロカン3選
■いすゞ ミュー＆ミューウィザード
チョロQルックのスペシャルティなクロカンの初代ミューはソフトトップ、メタルトップ、ハードカバーの3つから選べるというユニークなモデルだった。
ウィザードはミューを5ドアのクロカンとしたモデルで、2代目モデルは意外にもアメリカ製だった。ミュー、ウィザードとも日本では惜しまれつつ絶版。
●いすゞ ミューの歴史
・初代：1989～1998年
・2代目：1998～2002年（日本）
●いすゞ ミューウィザードの歴史
初代：1995～1998年
2代目：1998～2002年（ウィザード）
記事リンク
前の記事
5ドア化が大ヒットの秘訣!? ブームの火付け役[パジェロ]！ 三菱のクロカン4選
次の記事
[ジムニー]の誕生秘話が予想外すぎ!! [シエラ]は今や大黒柱に！ スズキのクロカン3選
■いすゞ ビークロス
いすゞが乗用車から撤退を発表した年の東京モーターショー1993でコンセプトカーを初公開。当時としてはあり得ないくらい未来的なデザインのクロカンで、反響の高さにより1997年に発表され翌年から販売開始。
高いオフロード性能とデザインから、『全天候型スポーツカー』の異名も。販売のメインは北米で、オープンが企画されたが市販されず。
●いすゞ ビークロスの歴史
・初代：1997～2001年
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
