新型車がクルマ好きの耳目を集めるいっぽうで、ひっそりと役割を終え、姿を消していくクルマもある。ここでは、ブームを待たずに消えていった絶版SUVをご紹介する。もう少し遅く世に出ていれば今も残ってたかも!?
※本稿は2024年5月のものです
文/永田恵一 写真/日産、マツダ
初出:『ベストカー』2024年6月10日号
※本記事の絶版年は基本的に生産終了年としています
売り出すにはタイミングが早すぎた…..
SUVブームとなってかなり経過していて、今でのSUVならどんなモデルもある程度の販売が見込める。しかし1990年代中盤から終盤にかけて登場したモデルは、絶版になったモデルも少なくない。発売する時期が早すぎた、という悲劇のモデルも多数。
どんなにいいクルマを作り上げても、時代やニーズとマッチしなければクルマは売れない。クルマ業界は過酷で激戦だ。
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■日産 ラシーン(1代限り・1994~2000年)
当時のサニーをベースにした今でいうクロスオーバー。現役時代は全体に中途半端にも感じたが、現在は『ゆるキャン』の影響もあり人気。
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■マツダ トリビュート(1代限り・2000~2006年)
車格のわりに価格も安かったが、マツダの待望のSUVという期待感が大きすぎたため肩透かし感があった。特別感がなく日本では低迷して絶版。
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■日産 スカイラインクロスオーバー(1代限り・2009~2016年)
V36型スカイラインにステーションワゴンとSUVの要素を加えたクロスオーバー。プレミアム性は高かったが販売面で苦戦して絶版になった。
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