2021年8月2日に発売された、現行型のランドクルーザー300。予約段階で年間生産計画台数を大きく超える注文を受け、4-5年待ちと言われたあのランクル300が、マイナーチェンジを計画しているという情報が入ってきた。発売日は? 仕様変更はどこまで? 価格はどうなる? 独自調査した最新情報をお伝えしていこう。
文:ジョー城ヶ崎/写真:編集部
※本企画に掲載する情報は、メーカーからもたらされたものではなく、筆者が独自に調査し、執筆したものです。
■ついにマイチェン!目的は正常進化と法規対応で年末に出る?
ランクル300の発売から間もなく3年が経過する。4年を超える納車待ちと言われた納期も、受注停止や生産体制の強化から途中で大きく前倒しになる局面もあり、少しずつ落ち着いてきているようだ。
そろそろ動きがあるかなと思っていたところに、改良情報が入ってきた。発表・発売のタイミングは、2024年12月で現在調整を進めているという。
本改良の主な目的は、ランクル300としての進化と法規対応の2点。進化後のランクル300は、ランクル250に負けない仕上がりになりそう。期待に胸膨らむ変更概要を見ていきたい。
■安全性とセキュリティは大幅向上か?
新型モデルの改良ポイントは次の通りだ。
まずオーディオ・ビジュアル関連で、マルチメディアに変更が施される。T-Connectナビ装着車のCD/DVDデッキが廃止となった。代わりにHDMI端子が標準装備される。従来まではブルーレイ・CD/DVDデッキとマイクロSDがオーディオ対応していたが、新型ではマイクロSDのみとなる模様だ。
安全面では、Toyota Safety Senceが3.0へ進化する。主に、衝突被害軽減ブレーキの検知機能を向上させ、より高い予防安全機能を搭載するようだ。
エクステリアデザインなどの変更は予定されておらず、機能と安全面をさらに強化する。また、法規対応では、RDE(排ガス)の法規対応、サイバーセキュリティ対応、自転車検知への対応を済ませる予定。
気になる車両本体価格は現在調整中だが、多少のアップは避けられないだろう。11月上旬には、新型ランクル300の価格が判明しそうなので、追って情報をお伝えしていきたい。
新型モデル登場となり、ランクル300の受注再開も期待できるだろう。昨年の70、今年4月の250の登場、そして年末には300のマイナーチェンジが控えているぞ。まだまだランクルフィーバーは続きそうだ。
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