ポルシェは7月12日、スペイン進出40周年を記念して、スポーツカー『911』の限定車「クアレンタエディション」を発表した。
1984年、ポルシェはスペインでの輸入業者から子会社への移行を果たし、ポルシェ・エスパーニャS.A.を設立した。この出来事は、イベリア半島のファンとの強い絆を象徴し、同社の新たな章の始まりを示すものだった。
今回のクアレンタエディションは、40年前にスペインやポルトガルの顧客が注文したであろう911を再現し、現代でも魅力的であることを目指しているという。ポルシェは、スペインとポルトガルの文化や伝統にインスパイアされたデザインを取り入れ、特別な911を作り上げた。
ポルシェ911の限定車「クアレンタエディション」ベースモデルには改良新型『カレラGTS』クーペが選ばれ、T-ハイブリッドドライブシステムを搭載。3.6リットルの6気筒ボクサーエンジンは541psのパワーを発揮し、0-100km/h加速は3.0秒、最高速度は312km/hに達する。標準装備にはリアホイールステアリングやポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)が含まれる。
外装は「クエルクスベルデ」という特別な緑色で塗装され、スペインとポルトガルの風景を象徴するホルムオークの葉の色を再現している。内装はトリュフブラウンとコヒバブラウンの2色のレザーで仕上げられている。
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