フォルクスワーゲンは7月17日、中国市場向けの新ブランド「ID. UNYX」の第一弾モデルを発表した。この新型電動SUVクーペは、ブランド名と同じ『ID. UNYX』を名乗る。

ID. UNYXは、進歩的なデザインとスマートなヒューマンマシンインターフェース(HMI)が特徴だ。パーソナライズ可能な3Dアバターを搭載している。航続は600kmを超える。

ID. UNYXは、中国の若年層をターゲットにしており、ライフスタイルに合わせた技術とデザインが施されている。販売は中国の主要都市に設けられた40の専用店舗で行われ、バーチャルリアリティや拡張現実を用いた体験が用意される。

フォルクスワーゲン ID. UNYX

ID. UNYXブランドのモデルラインナップは、2026年までにさらに4つのモデルが追加される予定で、SUVやセダンも含まれる。この新ブランドは、フォルクスワーゲンの中国市場におけるマスタープランの一環であり、2030年までに34の新モデルを導入する計画の一部だ。

ID. UNYXは、フォルクスワーゲンの新しいイノベーションセンターで開発され、中国東部の合肥にある最先端のEV工場で製造される。最大出力286psの電動ドライブモーターを搭載し、77kWhのバッテリーで621kmの航続を実現する。また、全輪駆動バージョンも設定され、出力は340psとなる。

デザイン面では、ゴールドカラーのフォルクスワーゲンエンブレムや車両のレタリングが特徴。LEDマトリックスヘッドライトやスポーティなクーペスタイルのリアエンドなど、視覚的にも強い印象を与えている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。