三菱自動車は7月18日、SUVの『アウトランダーPHEV』とピックアップの『トライトン』のコンビネーションメーターに関するリコールを届け出た。後席用シートベルトが非着用であることを知らせる警告表示に不具合があるためである。

コンビネーションメーターの制御プログラムが不適切であり、車両起動時またはエンジン始動時に後席用シートベルトが非着用であることを知らせる警告表示時間が、法規で定められた表示時間を満たさないことがある。このため、保安基準第22条の3(座席ベルト等)に適合しない。

全車両について、メーターECUの制御プログラムを対策仕様に書き替えるか、コンビネーションメーターを対策品と交換する。また、対策によりシートベルト警告の表示時間と警告灯の点灯条件が変わることを使用者に説明し、車内保管用の説明シートを配布する。

対象はアウトランダーPHEVのうち2021年12月10日から24年5月30日に製作された3万4756台と、トライトンのうち2024年1月22日から4月25日に製作された1167台、計2車種の3万5923台。不具合は社内情報から発見され、不具合の発生は確認されていない。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。