今年の夏も超絶暑い!! クルマに乗り込むとサウナ状態で危険を感じた人も多いハズ。でも実は人間だけじゃなくて車内に置いているモノだって危ないのだ。最悪の場合クルマが破損したり発火してしまうことも。そうならないように車内に置いておくと危険なモノを一挙にご紹介!! 割と衝撃の連続ですっ!!!!!!!!
文:デグナー12(Team Gori)/写真:写真AC/アイキャッチ:Adobestock@Vitor
■破損や発火のリスクを伴うリチウムイオン電池搭載の電子機器
JAFが行ったテストによれば、気温35度の中、ホワイトのボディカラーのクルマの車内の温度は4時間後には50度以上に達し、ダッシュボード付近の最高温度は70度オーバーにまで上昇。ボディカラーはボディカラーが黒の車両はさらに5度高温という結果になっている。ここまで高温になれば人や動物が耐えられないのはもちろん、精密機器にも悪影響を及ぼす。
例えばリチウムイオン電池は過度な高温に長時間さらされることで電池内部の絶縁体が破損。発煙・発火の危険性がある。小型かつ軽量で、今や我々の日常生活において様々な電子機器に搭載されているリチウムイオン電池。スマートフォンやモバイルバッテリーはもちろん、電子タバコにも使われており、長時間暑い車内に置くことは避けた方がいいだろう。
■破裂、発火のリスクがあるペットボトル飲料
ペットボトル飲料のリスクは高温多湿、直射日光によって中身の品質が劣化すること。特に炭酸飲料はボトルの内圧が高くなって容器が破裂してしまう危険性もある。また、一度開封してしまった飲み残しの飲料は雑菌の繁殖により不衛生であることはもちろん、炭酸飲料と同様に内圧を上昇させる危険性がある。
そして、最も警戒すべき点がペットボトルのレンズ効果。液体の入ったペットボトルがレンズ効果で光を集めてしまい、車内の燃えやすいものを発火させてしまう危険性がある。特に中身の入ったペットボトルの方がそのリスクが高いといわれており、飲みかけの飲料は早めに捨てることが重要。
■表面を損傷してしまうリスクのあるメガネやサングラス
メガネやサングラスを車内保管している人は要注意。レンズの材質として主流であるプラスチックは熱によって膨張するものの、レンズ表面のコーティングは伸縮性がなく、膨張したレンズに引っ張られることでヒビが発生する可能性がある。レンズ本体が損傷するわけではないが、視界不良で使用できなくなることには変わりない。
その他にもガスライターやアルコール消毒液、スプレー缶など、高温によって破裂、発火の可能性があるものは危険。時期的にキャンプで余ったカセットコンロのガス管を車内に置き忘れていないか今一度確認した方がいいだろう。
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