2024年7月25日に発表されたスズキのコンパクトSUV、新型フロンクス。ここではエクステリアデザインと、ボディサイズをライバル車と比較したい。新型フロンクスは、全長が3995mmとロッキー&ライズと同じで、全幅がヤリスクロスと同じだった!
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部
■煌めくフロントマスク、塊感たっぷりのクーペSUV
フロンクスを印象づけるランプ類は、上部が横に3つ並んだLEDデイタイムランニングライト(ポジションランプ兼用)とターンランプ、下部のバンパーに取り付けられた3つのライトは、一番上がHiビーム、下の2つがLowビームという配置。
フロントマスクは、ダブルグリルとなっており、グリル全体はピアノブラックに加えてクロームフィニッシュが加飾している。大型のSエンブレムの下には安全装備のセンサーが格納されている。
全体のフォルムをみると抑揚のついた塊感のあるワイルドさを感じさせる。ヘッドライトから部分から盛り上がるフロントフェンダーの後端部でいったん切れたキャラクターラインは、リアドアのノブから再び現れてテールランプまでつながっており、陰影の緩急とコントラストを意識した立体感溢れる面表情をした、コントラストが強く効いた塊感溢れるデザインとなっている。もちろん、SUVのキャラクターに欠かせない黒い樹脂製フェンダーも装着されている。
5穴タイプの切削加工&ブラック塗装が施された16インチアルミホイールは斬新なデザインで195/60R16サイズを組み合わせる。
いっぽう、リア回りをみると、最近流行している一文字テールで、左右をつなぐガーニッシュもちゃんと光る。LED3連テールランプを見ると、777の形をしていて新しさを感じる。
シャークフィンアンテナ、ハーフエンドスポイラー、ルーフガーニッシュが装着されるリア回りはリアゲートが寝かせたデザインになっており、横から見るとクーペSUVルックになっているのがわかる。
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■ボディサイズは全長がライズと同じ、全幅がヤリスクロスと同じ
さて、エクステリアデザインを見たところで、続いて新型フロンクスのボディサイズをライバル車と比べてみたい。全長は3995mmとロッキー&ライズと同じで、全幅はヤリスクロスと同じだ。
ホイールベースもロッキー&ライズから5mmしか変わらないので、ロッキー&ライズの全幅拡大版といったらわかりやすいかもしれない。
■ロッキー&ライズ:全長3995×全幅1695×全高1620mm、ホイールベース2525mm
■ヤリスクロス:全長4180×全幅1765×全高1580mm、ホイールベース2560mm
■フロンクス:全長3995×全幅1765×全高1550mm、ホイールベース2520mm
■WR-V:全長4325×全幅1790×全高1650mm、ホイールベース2650mm
取り回し性能については4車種中、最もいいのがフロンクスだ。最小回転半径を見ると、フロンクスは4.8m(スイフトと同じ)で、ロッキー&ライズが4.9〜5.0m、ヤリスクロスが5.3m、WR-Vが5.2m。
ボディカラーはスプレンディッドシルバーメタリックやアースンブラウンパールメタリックという2色の新色を加えた5色はブラックルーフの2トーンカラーとなる。
モノトーンカラーはセレスティアルブルーパールメタリックとブルーイッシュブラックパール4の2色をラインナップ。
■ルーフがブラックとなる2トーンカラー
アースンブラウンパールメタリック ブラック2トーン
スプレンディッドシルバーパールメタリック ブラック2トーン
オピュレントレッドパールメタリック ブラック2トーン
ルーセントオレンジパールメタリック ブラック2トーン
アークティックホワイトパール ブラック2トーン
■モノトーンカラー
セレスティアルブルーパールメタリック
ブルーイッシュブラックパール4
価格面や装備などについては別項を見てほしい!
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