ホンダは6月28日に『フリード』新型を発売、7月29日に累計受注台数を発表した。発売から約1カ月後となる7月27日時点で約3万8000台に達した。これは月間販売計画6500台の約6倍となる好調な立ち上がりである。
新型フリードの購入層は、先代フリードや軽自動車、コンパクトカーなどからの乗り替えを中心に、ファミリー層や単身層をはじめとする幅広い層にわたる。特に、モーターならではの低速域からの力強い走りと低燃費を実現するホンダ独創の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」が高く評価されている。
また、上質で洗練されたシンプルなデザインのフリード「エアー」と、力強く遊び心に溢れるデザインのフリード「クロスター」の2つの際立つ個性も人気の要因である。水平基調でノイズレスな視界や、取り回しのしやすいボディーサイズの中に使い勝手の良い室内空間を実現したパッケージも好評だ。さらに、1列目から3列目まで自由に車内を移動できるウォークスルー性も、多くのユーザーから支持を受けている。
ガソリン/e:HEV構成比はガソリンが17%に対してe:HEVが83%、FF/4WD構成比はFFが85%で4WDが15%だった。
また、人気のカラーはエアーがプラチナホワイト・パールで43%、クロスターがデザートベージュ・パールで33%だった。
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