アメリカから2000年にやってきたプロナード。今思えばそこまで大きくないのだが、当時はそれでも巨大で初代アバロンに続ていてやっぱり日本では売れずに撤退……。でもこのアバロンってセダンなのに6人乗りだったりインパネも超絶未来っぽかったりと結構アリなのよ!!!!!!

文・写真:ベストカーWeb編集部

■セダンで6人乗りはもう出ない!? デカさ生かした室内空間が感涙モノ

6人乗りの場合は、コラムシフトとなり前後ともにベンチシート。全幅の広さからかなり寛げるパッケージングだったのだ

 プロナードと名前が変わっているが、じつはこちらもアバロンで北米でいえばこのモデルは2代目モデルにあたる。時は2000年、プロナードは全幅1820mmと今でこそ一般的なサイズだが、当時はクラウンだってまだまだ1700mmの時代。そう考えると相当にデカかったのだ。

 それを生かした室内空間が素晴らしく5人/6人乗りが選べたのだが、6人乗りの場合コラムシフトとなり前後ともにベンチシート。全幅の広さからかなり寛げるパッケージングだったのだ。

■ナビなしか……ええ、そこにいたの!? 内装のデザイン凝りすぎだろ

エンジンオフだと何か黒いなーってな感じなのだが、エンジンオンでどこからどもなくナビが現れるイメージ

 一見すると当時のトヨタセダンらしい木目調パネル満載の内装なのだが、メーターから助手席にかけてインパネ上部がえぐられてたデザインとなっているのだ。

 詳しくは画像を見てもらえばわかるのだが、なぜだか中央ではなく助手席よりにナビがインストールされており、設置位置はともかく超絶未来的なデザインなのだ。エンジンオフだと何か黒いなーってな感じなのだが、エンジンオンでどこからどもなくナビが現れるイメージ。

 ちなみに今でこそナビなんて当たり前の機能となりつつあるが、当時はまだまだ高嶺の花。そんな時代にプロナードは出はじめだったDVDナビが全車標準!!  295万円スタートでナビが標準、しかもこのクオリティなら結構アリな気も!!

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