日産サウジアラビアが2024年8月22日に公開したティザー画像によれば、新型パトロール(日本名:サファリの後継)に3.5LのV6ツインターボを搭載することがわかった。スペック次第ではランクル300も超えるスペックになるかも!!!

文:ベストカーWeb編集部/写真:NISSAN

■心臓部はVR35DDTTで確実か?

ティザー画像にはバッチリV6エンジンが!!

 日産サウジアラビアが公開したティザー画像によると、新型パトロールのエンジンは「V6ツインターボ」となるようだ。

 エンジン型式までは公開されていなかったが、V6の3.5Lターボで考えると北米インフィニティQX80に搭載されるVR35DDTTが搭載されるのはほぼ確実。

テールランプもチラ見せしてます

 このエンジンはランクル300に搭載される3.5LガソリンターボのV35A-FTSにスペックは近い。しかしVR35DDTTはインフィニティQX80で450hp、トルク698Nmを誇る。

 ランクル300よりもスペックでは凌駕しているが、こちらはインフィニティのスペックなのでもしかするとパワーはデチューンされるかもしれない。

記事リンク

前の記事

ランクル300の立場が危うい?? ACCもスゲー快適に使えるぞ!! 迷ったらとりあえず[ランクル250]を選んだほうがいい

次の記事

登録台数1万台超で転売ヤー涙目?? [ランドクルーザー250]のねらい目はGXだろ!! 超地味グレードでも最強ディーゼル520万円が安すぎる

■気になる日本導入はいったいどうなる?

左右に大きなタービンが備わる

 ここまでくると気になるのがパトロールが日本に投入されるかどうか。もちろん日本投入となればサファリという名前も復活するとみられるが、日産の国内販売部門がこのあたりのセールスプランをどうみるかは読めない。

 直接のライバルとなるランクル300については納期長期化もあるが、2024年末とみられる小改良で価格の見直しなどもありそうだ(現状はランクル250と比較して安すぎる)。

 そこにもしサファリが国内復活すれば、日産としても、そしてライバルとなるトヨタとしてもより切磋琢磨したクルマ作りができる。

 日産にはそこまでの体力がないという声も聞こえてくる。しかし今こそ「日産らしさ」を出さないでいつ出すのだろうか?

 積極的な選択肢となり得ないメーカーは今後の生存競争は過酷になることは日産も分かっているはずだ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。