日産自動車は9月3日、トヨタ『ランドクルーザー』の対抗馬、大型SUVの『パトロール』新型を中東で発表した。

新型パトロールは、伝統を残しつつ先進感あふれるエクステリアデザインを採用した。フロントのVモーショングリルとC形のヘッドライトは、アダプティブ ドライビング ビーム(ADB)技術を採用し、最適な視界を確保する。22インチのアルミホイールは、優れたオフロード性能と堂々とした佇まいを実現している。

日産 パトロール 新型

インテリアは快適さと最先端のテクノロジーが調和するよう設計されており、2つの14.3インチディスプレイを配したインフォテインメントシステムはGoogle ビルトインを搭載した日産コネクト2.0を採用した。ナビゲーション、セキュリティ、エンターテインメントが一つのプラットフォームに統合されている。

新型には、3.5リットルV6ツインターボエンジンを搭載し、最大出力425hp、最大トルク700Nmを発揮する。従来のV8エンジンと比較して出力で7%、トルクは25%向上し、燃費も改善された。9速ATを介して伝達される動力は、市街地から険しい地形まで様々な地形で質の高いドライビング体験を実現する。

日産 パトロール 新型

また、アダプティブ エアサスペンションシステムを標準装備し、走行シーンに応じて適切な車高に調整可能。ドライブモードは標準、砂地、岩場、轍、エコ、スポーツの6つから選べ、4WDトランスファーモードインターロックシステムによりシームレスなモード切り替えが可能となっている。

運転支援技術「プロパイロット」も中東地域で初めて採用され、車速調整や車線維持、ナビゲーションデータを活用したカーブやインターチェンジでの車速自動調整機能を備えている。

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