アルファロメオは9月2日、SUV『トナーレ』が、ドイツの雑誌『AUTO Straßenverkehr』が主催する「ファミリーカー・オブ・ザ・イヤー」アワードで2つの賞を受賞した、と発表した。

トナーレは3万5000-4万5000ユーロの価格帯で、輸入車部門と総合ランキングの両方で1位を獲得した。輸入車部門では12.2%の票を集め、総合ランキングでも7.3%の票を得て、多くのドイツ車を抑えての受賞となった。

『AUTO Straßenverkehr』のステファン・セルチェズ編集長は、「トナーレのデザインが読者に評価されたことは、魅力的なデザインと家族向けの実用性を兼ね備えた成功の証」とコメントした。アワードの対象となるためには、トランク容量が400リットル以上など、家族にとって有利な条件を満たす必要があった。

アルファロメオ・トナーレ

アルファロメオ・ブランドのドイツ責任者であるニッコロ・ビアジョリ氏は、「アルファロメオは、スポーティな精神を持ち、技術やイノベーション、イタリアンデザインを愛する顧客を主なターゲットとしている。しかし、トナーレが家族にも広く評価されていることを非常に嬉しく思う」と述べた。

トナーレは、ブランド史上初めて電動化技術を導入した車。最上位モデルはプラグインハイブリッド技術とAlfa Q4全輪駆動を搭載しており、前輪は1.3リットルターボガソリンエンジン(180hp)で、後輪は電動モーター(90kW)で駆動される。総出力は280hp)で、100%電動モードでは都市部で最大80km以上をEV走行できる。このプラグインハイブリッドQ4は、ブランドのスポーティで効率的なDNAを体現している。

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