何が貸し与えられるかわからないレンタカーには、言ってしまえば「クルマガチャ」の要素があり、その一期一会感を楽しむ人も少なからず存在していることは確かだ。では、レンタカー最安ランクとなる軽自動車でも、クルマガチャの要素は味わえるのか? そこで今回は自動車評論家である、清水草一氏にうかがってみた。

※本稿は2024年7月のものです
文:清水草一/写真:清水草一、スズキ
初出:『ベストカー』2024年8月26日号

■軽自動車は「ガチャ」にならない!?

先代ワゴンRは可もなく不可もなく走ったが、ガチャ的には物足りなかった

 レンタカー最安は軽クラスだ。現代の軽の性能を考えれば軽で充分とわかっているが、つい登録車のSクラスを借りてしまうのは、軽にはアタリやハズレがないから。よってワクワク感もない。

 個人的に軽を借りるのは、あまり距離を走らない時だけ。岡山で軽を予約した時は、先代ワゴンRが当たったが、特にヨロコビも悲しみもなく、走りも空気のように自然で感動はなかった。軽はもれなく「中アタリ」である。

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