EVメーカーのフォロフライは9月6日、シャープがFOXCONNと連携して企画・開発した初のコンセプトEV『LDK+』の開発に参画した、と発表した。

シャープは昨年から、未来のより快適な暮らしの実現を目指した技術展示イベント「SHARP Tech-Day」を開催している。2024年は9月17~18日に開催され、「AI」、「GREEN ENERGY」、「INDUSTRY」、「COMMUNICATION」の分野で、シャープのソリューションが紹介される予定。初のEVコンセプトも公開される。

今回の「LDK+」は、車内を「リビングルームの拡張空間」としてとらえ、止まっている時間にフォーカスした新しい概念を提案するEV。フォロフライは、既に全国で運用中のEVトラックの開発経験や走行データからのテクニカル面での支援を通して、このプロジェクトに協力した。

シャープ「LDK+」

フォロフライは、スマートフォンのように国内では商品開発や設計に特化し、生産は外部委託する水平分業スタイルを採用している。このスタイルにより、通常の2倍の速度で日本初の積載量1トン級EVトラック『F1V』と『F1T』の開発・販売を実現した。『F1VAN』は2022年9月に商用ナンバーを取得し、現在、全国で導入が進んでいる。

2023年からは安全機能と利便性を向上させた新車種も展開し、7月には商用車の電動化促進事業補助金対象車両に認定された。フォロフライは今後も持続可能な社会の実現に取り組む企業と共に、導入時サポートやアフターサービスを充実させ、エコノミーとエコロジーを両立させる脱炭素化に貢献していく方針だ。

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