ブリヂストンは9月9日、いすゞ自動車のバッテリーEV（BEV）路線バス『エルガEV』に新車装着可能なタイヤとして、低床路線バス向けリブラグタイヤ「G623」を納入すると発表した。

「エルガEV」は、EV化による環境対応に加え、国内で初めて車内フロアのフルフラット化を実現した路線バス。国内路線バス市場における次世代化のけん引役を担い、公共交通におけるカーボンニュートラル化の実現を目指して開発された。

ブリヂストンは長年にわたり、いすゞ自動車と共創し、様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回の「エルガEV」に装着可能な「G623」は、同社の「断トツ商品」の一つだ。

ブリヂストンの新タイヤ「G623」

路線バス用タイヤは、街中での頻繁な加減速や旋回の繰り返しにより偏摩耗が生じやすい。この使用条件に対応するため、「G623」は接地形状を最適化し、初期の偏摩耗の発生とその進展を抑制することで、高い耐偏摩耗性能を実現している。これにより、タイヤメンテナンス頻度の低減など「エルガEV」ユーザーの業務効率化に貢献する。

ブリヂストンは、輸送ビジネスを支える断トツ商品の提供を通じ、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Extension 人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと」にコミットしていく。

今回納入される新車装着用タイヤ「V-STEEL RIB LUG G623」のタイヤサイズは275/70R22.5 148/145Jだ。

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