ワインディングからサーキットまでのスポーツドライビングを堪能できるマツダ『ロードスター』。ライトウェイトスポーツの気持ち良い走りを支える、レイズ「VOLK RACING(ボルクレーシング)」のホイールに注目した。
ロードスターをより軽やかに走らせるレイズ ボルクレーシングのホイールに注目
レイズ ボルクレーシング「ZE40」今回はロードスターをターゲットに、走りのレベルアップを果たせる&デザイン性豊かなホイールをピックアップしてみた。それがここで紹介しているボルクレーシングの「ZE40」と「TE37 SONIC TIME ATTACK EDITION」の2本だ。いずれも同社の鍛造ブランドであるボルクレーシングにラインアップされるモデル。
ベースとして鍛造による高強度・軽量のハイスペックを備え、ロードスターの足まわりを理想的な状態へとグレードアップできる。加えて機能美を合わせたデザイン性の高さもこれらモデルの特徴。ロードスターをおしゃれにカッコ良く乗りこなすためにはスペックの高さに加えてデザインの良さも必須。ハイスペック&デザイン性を兼ね備えたボルクレーシングのホイール群を見ていくこととしよう。
レイズ ボルクレーシング「ZE40」× マツダ ロードスターZE40は細身の10本スポークを備えたモデル。ボルクレーシングの中で、非常に高い強度を誇ることがひとつのアピールポイントになっているホイールだ。10本のスポークが路面からタイヤを伝わってホイールに加わる力を確実に受け止める剛性を発揮。応力分散に優れるスポークレイアウトによってバランス良くストレスを跳ね返すことができるストロング設計のホイールなのだ。
ハイグリップタイヤを履きこなしてガンガンサーキットを攻め込む様なシーンでも、ホイールがしっかりとその力を受け止め、自由自在にロードスターを操ることができる。まさにスポーツドライビングを楽しむために生まれたホイールであることは間違いないだろう。
より軽快さを引き立たせる10本スポークが剛性と軽量化を実現する
レイズ ボルクレーシング「ZE40」そんなZE40はデザイン面でも見どころ満載だ。細身のスポークを見ると天面は限りなくタイトに作られているが、剛性を高めるために奥行き方向にしっかり厚みを確保しているのが見て取れる。しかもスポークサイドには適度なエグリ処理+リブ構造を施すことで、剛性と軽量化を絶妙にバランスさせているのもスポーツホイールならでは。もちろんデザイン面でもスポークサイドの変化は見どころとなっている。
さらにスポークがリムに接合する部分はエッジの無い、いたって滑らかな構造としているのも特徴。このスポークとリムが融合するかのようなデザインが応力分散性の高さ、強度の高さを感じさせてくれる。もちろん同時にデザインの質感を引き上げるアイポイントにもなっているのは間違いない。
レイズ ボルクレーシング「ZE40」またディスク面全体を見るとラウンドしてセンターパートへと落ち込んでいくスポークデザインも流麗だ。この構造によって、ホイール裏側のクリアランスに余裕が生まれブレンボキャリパーをはじめとした大型のブレーキシステムに対応するのも、走りを身上とするロードスターユーザーには願っても無い仕様となった。
レイズ ボルクレーシング「ZE40」そして今回ZE40に新色として追加された「シャイニングブロンズメタル」。従来からラインアップされていたブロンズに比べて明るく輝き感を感じさせるカラーリング。ロードスターの足もとを引き立てるにも絶好の新色となったので注目したい。
伝統あるデザインと性能をロードスターへフィットさせたモデル
レイズ ボルクレーシング「TE37 SONIC TIME ATTACK EDITION」× マツダ ロードスター一方、ロードスターへのマッチングを想定したもう1本のホイールが「TE37 SONIC TIME ATTACK EDITION」だ。その名の通りボルクレーシング伝統のTE37の名を冠したモデルであることに加えて、コンパクトクラスの車両にターゲットを絞ったTE37 SONICのラインアップ。ロードスターの走りにフィットする性能を備えたTE37 SONICのニューモデルとして加わったのがTIME ATTACK EDITIONだ。
レイズ ボルクレーシング「TE37 SONIC TIME ATTACK EDITION」デザイン面で注目なのはREDOT(特許技術:アールイードット)と呼ばれるホイール外周部の深紅のライン+アルミ素地のストロボラインだ。流れるラインがスポーティであり、走り出してホイールが回転すると外周にアイキャッチを持たせることができるのも独特。ロードスターの足もとをアピール度満点に彩ることができる造形となった。
レイズ ボルクレーシング「TE37 SONIC TIME ATTACK EDITION」またTE37の伝統となっている直線基調の6本スポークには、天面にVOLK RACINGのロゴをマシニング処理(特許技術:A.M.T.)。手の込んだ処理を施すことでホイール全体の質感を高めることにも成功している。ブランドイメージ通りのハイグレードな仕上がりとなっているのも、同モデルを選ぶ理由のひとつだろう。
レイズ ボルクレーシング「TE37 SONIC TIME ATTACK EDITION」TE37 SONIC TIME ATTACK EDITIONにはダッシュホワイト/ブラックの2種類のカラーリングを用意。いずれもスポーティで足もとに映えるカラー。しかもどんなボディカラーにもフィットするシンプルなカラーリングでもある。まさに走りを感じさせる質実剛健なホイールを体現するモデルを感じさせるたたずまいだ。
このようにロードスターにマッチングさせるボルクレーシングの2モデルを紹介したが、いずれもロードスターの最大の魅力である走りを高めつつ、同時に優れたデザイン性を手に入れられるモデルであることがわかった。これら2モデルがロードスターでスポーツドライビングをさらに深く楽しむためには最適なホイールであることが理解できたのでは無いだろうか。
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