フォルクスワーゲングループ傘下のMANは、9月17日にドイツ・ハノーバーで開幕するIAAトランスポーテーション2024に先駆けて、エッセンからハノーバーまでの約300kmを走破する「eTruckathon」に参加した、と発表した。

eTruckathonは、エッセンからハノーファーまでの約300kmで行われ、12台の電動トラックと12チームが参加した。このイベントは、商用車の電動モビリティと関連する充電インフラの実用性を示すのが狙いだ。

MANの他にも、DBシェンカー、DHL、エルフライン・トランスポート&ロジスティック、フィーゲ、グルーバー・ロジスティクスなどの物流企業が自社の電動トラックで参加した。これにより、MAN Truck & Busの顧客もまた、電動化への転換に注力していることが示された。

MANの新型EV『eTGX』

出発地点はエッセンのE.ON Drive TestingLabで、約300kmのルートは高速道路と一般道をカバーし、目的地はハノーバーの展示センター。初のeTruckathonで得られた経験と知見は、IAAトランスポーテーション2024で発表される予定だ。

さらに、E.ONとMAN Truck & Busは商用車の充電インフラ拡大に向けて協力している。両社は、ヨーロッパ全域のMANサービスステーションに約170カ所、約400の公共充電ポイントを設置する計画。今年中に最初の3カ所が稼働し、2025年末までに80カ所の充電拠点が設置される予定だ。

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