トヨタ車体は9月11日、同社が架装した日野『デュトロ』とトヨタ『ダイナ』の冷凍冷蔵車について、不適切な配索作業により燃料ホースが損傷する恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象は2019年9月から22年3月に製造されたダイナ、デュトロの、冷凍車仕様の153台。冷凍機のコンデンサ行き配線において、配索作業が不適切なため、走行時の振動などで燃料ホースと干渉し、最悪の場合に燃料ホースが損傷し、燃料漏れが発生する恐れがあるという。
トヨタは使用者に対してダイレクトメール等で通知の上、点検を行い、不適切な配索が行われている場合修正する。あわせて周囲の配線、ホースに損傷が見られる場合その部品を交換する。現在、この現象による不具合が1件報告されている。この現象に係る事故は報告されていない。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。