クライスラーは9月25日、ミニバンの『ボイジャー』を2025年モデルとして米国で復活させると発表した。現地ベース価格は3万9995ドル(約580万円)だ。

ボイジャーの復活により、米国でミニバンを求める顧客はエントリーレベルのボイジャーから、最も豪華な内装を誇るプレミアムモデル『パシフィカ・ピナクル』まで、幅広い選択肢から選ぶことができる。電動のミニバンラインアップとしては、『パシフィカ・プラグインハイブリッド』も含まれており、これは依然として米国で唯一のプラグインハイブリッドミニバンだ。

新たに標準装備として追加された機能には、10.1インチのUconnect 5タッチスクリーン、7インチのデジタルクラスター表示、カバー付きのスーパコンソール、ブラックカプリスレザーシート、ブラインドスポットモニタリング、リアパークアシスト、アダプティブクルーズコントロール、運転席メモリー機能、3ゾーン自動HVACコントロールなどが含まれる。

さらに、Stow 'n Goシートシステム、パワースライドドアとリフトゲート、8ウェイパワーシート、ヒートシートとステアリングホイール、7人乗りシート、ワイヤレスAndroid AutoとApple CarPlay、6スピーカーオーディオシステム、リモートスタート、アクティブノイズキャンセレーションなど、多彩な標準装備が揃っている。ボイジャーは32立方フィート以上の荷室容量を持つ。

2025年モデルのボイジャーは、クラシックなフロントとリアの外装スタイリングで、パシフィカとは一線を画すデザインを持つ。17インチアルミホイール、自動ヘッドランプ、フォグランプ、アコースティックウィンドシールドを装備し、3.6リッターPentastar V6エンジンとトルクフライト9速オートマチックトランスミッションを搭載。287hpのパワーと262lb.-ft.のトルクを発揮する。

2025年モデルのボイジャーは、「LX」グレードのみを用意。外装色はRed Hot、Diamond Black、Bright Whiteの3色から選べる。

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