2023年のジャパンモビリティショーで公開されたマツダ アイコニックSP。そのシャープなフォルムとロータリーEVシステム採用が話題となった。そしてどうやらこのシステム、ロータリーエンジンのみでのエンジン走行も可能のようだ!!

※本稿は2024年8月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:ベストカー編集部、マツダ
初出:『ベストカー』2024年9月26日号

■ロータリーEVだがREのみでの後輪駆動も可能!

アイコニックSPの全長は4180mm。コンパクトなボディでロータリースポーツが復活する(ベストカー編集部作成の予想CG)

 2023年秋のジャパンモビリティショーで世界初公開され、ロータリーエンジン(RE)を搭載するスポーツカーコンセプトとして大きな話題となったマツダ アイコニックSP。

 この時マツダは、そのパワーユニットについて2ローターのロータリーEVシステム採用という以上の詳細については明らかにしていなかったのだが、2024年6月に「車両用駆動システム」についての特許を取得。

 ロータリーEVでも、MX-30のようなREを発電専用に使うシステムとは一線を画す、「REを駆動に使うマイルドハイブリッド」であることが判明した。

 通常はREのマイルドハイブリッドで後輪駆動だが、前輪のインホイールモーターを使っての4輪BEV走行や、REのみで後輪を駆動するエンジン走行も可能。ロータリーの咆哮が楽しめるRX-7の正当的後継モデルとして誕生する!

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