タタ・モーターズは、小型SUVの『ネクソン』シリーズに、CNGの「ネクソンiCNG」と45kWhバッテリーパック搭載の「ネクソン.ev」をインドで設定すると発表した。

これにより、ネクソンはインド初の4つの異なるパワートレイン(ガソリン、ディーゼル、CNG、EV)を用意する唯一の車両となる。

2017年の発売以来、ネクソンはインドのベストセラーSUVの一つとして常に高い評価を受けてきた。スタイリッシュなデザイン、安全性、そして優れた性能を兼ね備えたこの車は、多くの顧客にとって魅力的な選択肢という。

ネクソンiCNGは、インド初のターボチャージャー付きCNG車として登場する。1.2リットルターボエンジンを搭載し、100psのパワーと170NMのトルクを発揮する。この車は、タタ・モーターズのツインシリンダー技術により、321リットルのトランクスペースを実現している。さらに、パノラマサンルーフ、レザーシート、10.25インチのインフォテインメントスクリーンなど、装備も充実している。

一方、ネクソンevには新たに45kWhのバッテリーパックが追加された。これにより、都市部と郊外を合わせた走行距離が489km、実際の走行距離が350~370kmとなる。高速充電も可能で、1.2Cの充電速度を実現している。この新しいバッテリーパックは、EVの高い取得コストという障壁を克服する一助となる、としている。

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