比較的手頃な価格で手に入るFRスポーツクーペのトヨタ GR86/スバル BRZ。次期型ではパワートレーンが水平対向NAエンジンから直3ターボ+ハイブリッドに変更されるという情報がある。いったいどのようなクルマに仕上がるのか!?

※本稿は2024年8月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:トヨタ
初出:『ベストカー』2024年9月26日号

■水平対向NAから直3ターボHVへ

基本プロポーションは現行型を踏襲。BEVもあるのか気になるところだが、現在のところ、それはなさそうだ(ベストカー編集部作成の予想CG)

 ちょっと頑張れば手に入る価格のコンパクトな2+2 FRクーペとして人気のGR86/BRZ。

 その次期型が2025年に登場し、現行型の自然吸気エンジンではなく、GRヤリス、GRカローラの直3、1.6Lターボ+ハイブリッドを搭載しそうだ。

 駆動方式はFRを継承するので、HEVシステムは横置きエンジン、前輪駆動ベースのTHS(トヨタハイブリッドシステム)ではなく、2024年登場のランクル250の北米・中国仕様、そしてレクサスGXに搭載予定のパラレル式が有力だ。

 エンジンを縦置きにして、モーターと直列につなげるシステムで、ATと3ペダルMTが用意されるだろう。システム的には300psオーバーとなりそうだ。

 プラットフォームについては、初代~2代目(現行型)はスバル主導で開発されたが、次期型はトヨタが開発を主導する。登場時期としてはGR86、BRZともに同時となりそうだ。

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