ワイヤーハーネス検査器メーカーのナックコーポレーションは10月3日、名古屋市国際展示場で10月23日から25日にかけて開催される「オートモーティブ ワールド」に出展すると発表した。

同社は自動車業界向けに豊富な納入実績を持つワイヤーハーネス検査器を中心に、次世代自動車に必要不可欠な最先端の検査ソリューションを展示する。

ナックコーポレーションの検査器は、ワイヤーハーネスの電気回路検査だけでなく、ダイオードやコンデンサなどの実装部品の電気特性検査、抵抗値測定なども瞬時に行える。また、クランプやコネクタのリテーナー・ゴムパッキンの有無も同時に検出可能だ。

ナックコーポレーション ハーネス検査ソリューション イメージ

同社の強みは、製品開発から販売、アフターサポートまでの一貫体制にある。顧客ニーズに応じたカスタマイズやオプション対応も充実しており、バーコードリーダーでの検査品番選択や検査履歴のサーバー転送、CADデータからの検査データ作成など、効率的な検査運用を実現するソフトウェアも提供している。

さらに、EVに対応した高電圧帯での耐圧・絶縁抵抗試験も可能で、日本自動車技術会規格(JASO D616)をカバーした瞬間断線試験装置は世界中のコネクタメーカーに採用されている。

ナックコーポレーションは、ワイヤーハーネス以外にもコネクタ、バスバー、ヒューズボックス、タッチパネルなど、多様な自動車電装部品の検査に対応可能だ。同社は自動車メーカーや部品サプライヤーのニーズを常に収集し、独自の先端技術で自動車電装品の品質向上に貢献している。

オートモーティブワールドでは、実物を模した自動車ワイヤーハーネスやコネクタ、バスバー、ヒューズボックスの電気試験を体験できるブースを設置。来場者は次世代自動車に欠かせない最先端のハーネス検査器を間近で見ることができる。

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