日本のクルマ好きたちを悲嘆に暮れさせている北米の「25年ルール」。ここで紹介する三菱 ランサーエボリューションVIも、2024年に25年ルール対象車となる一台だ。今でさえ中古価格は高止まりなのに……ランエボ人気がとまらない!!

※本稿は2024年4月のものです
文/伊達軍曹、写真/MITSUBISHI、ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年5月10日号

■三菱 ランサーエボリューションVI(第2世代)

もともとタマ数が少なかったことも影響し、10万km超えでも高額で取引されている

 ランエボVをベースに細部を熟成させ、同時にWRC1999年シーズンのレギュレーションに対応するため、内外装のリフレッシュが図られた進化版として1999年1月に発売。

 直近の中古車平均価格は約330万円だが、「修復歴なしの比較的低走行な物件」に絞ると、平均価格は約470万円まで跳ね上がる。特に2000年1月に発売された“ランエボ6.5”こと「トミー・マキネン エディション」の平均価格は約570万円だ。

 トミー・マキネン エディションの25年ルールが解禁となるのは2025年だが、いずれにせよワイルド・スピードの2作目に「VII」が登場しているランエボだけあって、ランエボVIの価格上昇トレンドは終わる理由がない。

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