極東開発工業はは11月11日、『パワーゲートG型』の3分割式突入防止装置について、保安基準に定められる有効表面面積が不足しているとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2022年4月~2025年8月に製造されたいすゞ『エルフ』、トヨタ『ダイナ』など計6車種、54型式に装着された極東開発工業の「パワーゲートG型」計751台、及びテールゲートリフタ単体として出荷し、組付けた車両が特定できない『パワーゲート G II 1000』計36台。

設計時に確認が不十分だったため、全幅2000mm以上の車両に取り付けた場合、左右の突入防止装置後面の有効表面積が保安基準第18条の2で定められている420平方センチメートルを満たさない。

極東開発工業は対象車両の使用者へダイレクトメール等で通知の上、全車両の突入防止装置を対策品へ交換する。

現在までに、この件に係る不具合や事故は報告されていない。

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