東京都心、東京駅前の行幸通りや丸の内エリアにおいて、輸入電動車の展示イベントが11月15・16日に開催される。充電インフラ、水素FCV、EV電欠救援などのソリューションについても展示され、フォーミュラEや電動スポーツカーも集まる。車両展示は全会場で合計12社37台だ。

●カーボンニュートラルで街づくり

日本自動車輸入組合(JAIA)は11月15~16日の2日間にわたり、東京の中心部の複数会場において、最新の輸入電動車の魅力を理解してもらうための展示イベント「JAIAカーボンニュートラル促進イベント in 東京」を開催する。

カーボンニュートラルを実現するための手段として、電動化などにかかわる疑問を解き明かすような企画を展示する。重要な課題である、充電インフラをはじめとする社会システム、街づくりのあり方も探求できる。

●メイン会場:行幸通り特設会場

11月15日は、東京駅丸の内口と皇居とを結ぶ行幸(ぎょうこう)通りに特設会場が設けられ、世界最先端の電動車ラインナップを見ることができる。JAIA会員企業8社から計17台の車両が展示される予定だ。ジャパンモビリティショー2023に参加した車両、フォーミュラEレーシングカーのプロトタイプ、東京マラソンの先導車両、マルチパスウェイの一環として最新のFCV(燃料電池車)車両などを展示する。

各々のブースでは電動化についての疑問を解き明かす。企画ブースはカーボンニュートラル、V2Hブース、充電ネットワーク、水素・FCV、東京マラソン、フォーミュラE、バッテリー・リサイクル、路上救援など。

●丸の内エリア会場3か所、試乗も

11月15~16日は丸の内エリアの丸ビル屋外スペース、KITTEテラス、東京ビルTOKIAガレリアで、各インポーターが車両展示を行なう。丸ビルでは6社8台、KITTEテラスでは4社10台(うち2台は二輪)、東京ビルTOKIAガレリアでは二輪2台の展示を予定している。

東京ビルTOKIAガレリアには、電動商用車に関わる展示のほか、充電インフラやバッテリー・リサイクル事業者、自動車整備人材関連、その他電動化に関わる事業者が出展する。

11月16日には、自動車評論家らの運転による試乗プログラムを開催する。丸ビル屋外スペースで受け付ける。

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