シトロエンは11月12日、新型SUVクーペ『バサルト』の予約受付をアルゼンチンで開始した。同車はアルゼンチンでのシトロエンブランドの主力モデルとなることが期待されている。

バサルトは、シトロエンの「C-Cuboプロジェクト」の3番目のモデルとして位置付けられている。同社は、斬新なデザインと快適な室内空間を特徴とし、競争の激しいB-SUVセグメントで独自の存在感を示すことを目指している。

クーペの流麗さとSUVの頑丈さとを融合させたデザインコンセプトを持ち、ファミリーカーとしての快適さとバランスを備えている。

シトロエン・バサルト

南米で開発され、地元での生産が強化されることで、シトロエンの国際的な成長を支えると期待される。『C3』や『エアクロス』とともに、C-Cuboプロジェクトの一環として、個性的なデザインを共通のプラットフォームから展開している。

エクステリアデザインは、SUVとしてのモダンさ、頑丈さ、安全性を表現し、力強く筋肉質だ。大きなロードクリアランス、高いフード、垂直のフロントエンド、張り出したフェンダー、そして幾何学的形状のホイールアーチトリムなどにより、存在感を放つ。クーペのようなリアエンドは、流れるようなダイナミズムがあり、エネルギッシュな印象を演出した。結果として、たくましさとエレガンスを融合したデザインで、安定したプロポーションを持ち、優れた空力特性を連想させるシルエットとなった。

シトロエンは、バサルトがデザイン、快適性、堅牢性、そしてアクセシビリティを兼ね備えた車両と強調している。

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