キャデラックは、新型電動SUV『ビスティック』を米国で発表した。3列シートを備えた7名乗りの大型SUVで、ブランドが掲げる性能、クラフトマンシップ、テクノロジーの約束を実現する製品となっている。

全3列に充分な居住空間を備えており、高級感を高める最新技術を搭載しているのが特徴。標準装備として23スピーカーのAKGスタジオオーディオシステム(ドルビーアトモス対応)や、業界初の本格的ハンズフリー運転支援技術「スーパークルーズ」(3年間のOnStar接続サービス付き)を採用している。また、「ベロシティマックス」モードでは0-96km/h加速を3.7秒で達成する。

パワートレインは標準でデュアルモーターの全輪駆動システムを採用し、強力な走行性能を実現した。シャシーダンピングコントロールと、オプションのエアライドアダプティブサスペンションを組み合わせることで、滑らかな乗り心地とハンドリングを両立させている。

キャデラック・ビスティック

バッテリー容量は102kWhで、最高出力615hp、最大トルク880Nmを発生。航続距離は約480kmと推定されている。

デザイン面では、キャデラックの電動車ラインナップに共通するブラッククリスタルシールドグリルや、後方に流れるようなウインドシールドを採用。インテリアは現代建築の輪郭と構造フレームワークにインスピレーションを得たエレガントなデザインとなっている。

アメリカとカナダを含むグローバル市場で販売される予定で、2025年初頭からテネシー州のGMスプリングヒル工場で生産を開始。米国では2025年夏の発売を予定している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。