高速道路、SA(サービスエリア)/PA(パーキングエリア)のEV急速充電器の数、実は現在どんどこ増加中! 2024~2025年度には約430口の増設を予定とNEXCOが発表! これはもう、EVで高速道路を利用して全国へ旅するしかないッ!!
文・写真:ベストカーWeb編集部/写真:NEXCO東日本
高速道路&サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)ガイド2024-2025年最新版 (ベストカー情報版)
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Amazonの情報を掲載しています■150kW級の急速充電器も含めて、現在増し増し中!!
EVに乗って移動している時、どうにも気になるのが「残りの航続可能距離」と「充電器がある場所」。高速道路を利用している時はなおさら。「もっとインフラ整備が進めばねぇ~」と、つい自分のなかで勝手に要望を膨らませてしまうけど……、「実はインフラ整備、着実に進んでいるんです!」。
2024年4月。NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本の3社共同で、高速道路SA/PA内のEV急速充電器の整備状況を発表。
2023年度に129口を増設し、2024~2025 年度に約430 口の増設を予定している、という。この増え方、なかなかのもんです!!
2023年度は充電器1基で複数台のEV、PHEVが同時に充電可能なマルチコネクタタイプ(下写真)や、1口最大150kW級の急速充電器などの整備を進め、全国52カ所のSA/PAにて129口の急速充電器の増設が完了した、そうですよ。
■「70km以上間隔が開かないように配備する」。超ウレシイ~!
もちろん、2023年度実績で歩みが止まるワケはない。続く2024年度は、全国119カ所のSA/PAにて約250口の急速充電器の増設を進める予定という。
さらに、2025年度は約190口の急速充電器の増設を進める予定だ。これらの数字を見ると、SA/PA内の急速充電器が着実に増えていくのが実感できるじゃないですか!
2023年10月に経済産業省が示した指針によると、IC付近の高速道路外のEV充電器の活用も含め、高速道路上の急速充電器はおおむね「70km以上間隔が開かないように配備する」計画だという。
おぉ~。70kmほどの間隔ならかなり助かるし、「次の急速充電器はどこにあるんだろう?」と走行中、気をもむ必要もないってことですね!
■走行中、「航続可能距離がつい気になる」なんてことは昔の話に!?
EVに関しては、ここにきて欧州や北米でEVの販売数が鈍化し、代わりにハイブリッドモデルに市場がシフトしている傾向。そんな状況があるなかでも、我がニッポンのEVインフラ整備が着々と進むのはいいこと。内燃機関、ハイブリッド、EV……と、クルマを購入する際、ユーザーの選択肢が増えるのは喜ばしいことだと思う!
最後にSA/PA内の急速充電器の話に戻そう。2020年度末は402口だったSA/PA内の急速充電器の口数が、2025年度には合計1073口になる見通しというから、伸び率はかなり急激!
EVで高速道路を運転中、残りの航続可能距離がつい気になってしまう……なんてことは、遠い昔の話になるかもしれませんね!?
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