日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズは11月18日、静岡県の富士スピードウェイで12月1日に開催するファン感謝イベント「NISMO Festival」の概要を発表した。
今年で25回目を迎えるこのイベントでは、9月17日に40周年を迎えたNISMOブランドを記念した特別企画が実施される。
イベントの目玉となるのが「NISMO HERITAGE RUN」だ。1990年代のル・マン24時間レース参戦車両や、グループA仕様の『スカイラインGT-R』(R32)、FIA GT1世界選手権でドライバーズタイトルを獲得した『GT-R』 (R35)など、NISMOの歴史を象徴する歴代レーシングカーがデモ走行を行う。
さらに、「NISMO 270R」や「NISMO 400R」、「NISMO R34GT-R Z-tune」といった初期のNISMOコンプリートカー、最新の『GT-R NISMO』や『アリア NISMO』などのNISMOロードカーも走行を披露する予定だ。
会場内の車両展示エリアでも、NISMOブランド40年の歴史を物語るレースカーやロードカーが勢ぞろいする。ファンにとっては、NISMOの歴史を一望できる貴重な機会となりそうだ。
イベントステージでは、SUPER GT GT500クラスに参戦するドライバー8名によるトークショーに加え、NISMO40周年をテーマにしたスペシャルトークショーも開催される。当時を知る関係者やドライバーが登壇し、貴重な思い出話を披露する予定だ。
また、ピットウォークでは長谷見昌弘、星野一義、近藤真彦などのレジェンドドライバーを含む参加ドライバーがファン対応を行う。昨年のグリッドウォークに代わる新企画となる。
NISMOブランドの40年にわたる歴史と進化を一度に体感できる本イベントは、日産ファンにとって見逃せない内容となっている。
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