もうすぐ70歳を迎えるクラウンは、いつの時代も上質な乗り心地で、多くのフドライバーと同乗者に幸せを提供してきた。そんな素敵な乗り心地の源になっている本革シートが、キャスターチェアに! この情報がXに投稿されると、いいねの嵐が止まらない!

文・写真:読者提供/まとめ:ベストカーWeb編集部

■クラウンのシートで仕事できる日が近いかも!?

現行クラウンの本革シートをそのまま流用したキャスターチェア

 革新と挑戦をかかげて、時代と共に様々なスタイルに変貌を遂げながら進化し続けてきたトヨタ クラウン。1955年に初代クラウンが発売されてから、来年の2025年で誕生70周年を迎えるトヨタの代表的な1台だ。

 そんなクラウンが新たに4つのモデルに進化して、グローバル進出するという奇想天外のフルモデルチェンジ発表されたのは2022年7月15日のことだった。

 頭出しクラウンクロスオーバーを皮切りに、スポーツ、セダンと、2024年11月現在までに3モデルが展開されている。残すモデルはエステートのみとなっているが、さまざまな事情が相次ぎ日本国内での発売はまだ実現できていない。ユーザーやメーカーにとっては心苦しいところだ。

 またクラウンシリーズは内装の基本デザイン・設計を共有することで、開発期間や費用を大幅に抑えて販売が実現出来たとのこと。その中でも上級本革シートは全モデル共通。高い質感水準は「さすがはクラウン」と言える。

 そんなクラウンの上級本革シートをそのまま活用した仰天アイテムが、部品サプライヤーのトヨタ紡織から提案されて、SNSで話題になっている! なんと、愛知県・名古屋市の「THEクラウン愛知高辻店カフェスペース」に、しれっと置いてあったのだ。早速詳しく見ていこう!

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■パワーシートやシートヒーター、ベンチレーション機能も搭載

パワーシートは前後スライドはなくなり、ランバーサポートまでふくめた6way化。かなりの角度に倒してもキャスター脚を広く設計しているため、安定していた

 これはまだ試作段階ではあるが現行クラウンの本革シートをそのまま流用したキャスターチェアだ! なんと、パワーシートやシートヒーター、ベンチレーションの機能までそのまま再現していると言うのだから、本当に驚きだ。

 クラウンの上質な本革表皮に、主張しすぎない落ち着いたカッパーカラーのパイプアクセントや座り心地まで、まさにクラウンの純正シートである。

 パワーシートやシートヒーター、ベンチレーションの電源は充電可能なバッテリーがシート下方部に備わっており、コードを伸ばしながら移動してキャスターに引っ掛かりつまづくといった心配も無用だ。

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■市販化熱望! Xではいいねの通知が鳴り止まない

シートヒーターとベンチレーションは3段階の強さ調整できる

 ここまで完成度が高いと気になるのは市販された際のお値段。現時点でははまだ試作段階のため、製造元のトヨタ紡織としてはユーザーのアンケートなども参考にしながら、価格や生産性などふくめ市販化を検討しているとのことだ。

 実際に写真提供元のoribaさん(Xアカウント@oriba080)のクラウンキャスターチェアのポストは、1万いいね、100万インプレッションを越えて大バズリ!!

 投稿を見たユーザーからは、「なにこれめっちゃ欲しい!」「ベンチレーションまで備えて、真夏に汗かいた後でも快適じゃん!」「ゲーミングチェアにこういうのが欲しかった!」「お値段おいくらになるんだろう?価格次第では是非買いたい!」などと車好き絶賛の声が見られた。

 来年の記念すべきクラウン誕生70周年を盛り上げるアイテムの一つとしても是非お求め易く市販化して欲しい限りである!

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