地図情報大手のゼンリンは11月20日、パナソニック製カーナビゲーション「Strada(ストラーダ)」向けの2025年度版更新地図データを12月2日から販売すると発表した。
対象は2014年秋発売モデル以降のゼンリン地図データ採用機種。価格は1万3090円(税込)となる。
新しい地図データには、2023年から2024年にかけて開通した新規路線が多数収録されている。道路地図データや地点検索データ、市街地図など、既存の地図情報も全て最新データに更新されている。
ゼンリンは国内カーナビゲーション用地図データでトップシェアを誇る企業だ。全国約70か所の調査拠点を持ち、建物の入り口情報や方面案内看板、道路規制情報など、カーナビゲーション機能の向上に貢献する詳細な情報を独自に収集・整備している。
今回の更新データは、ゼンリンのオンラインショップ「ZENRIN Store」で販売される。一方、メディア版はパナソニック オートモーティブシステムズから別途販売される予定だ。
カーナビゲーションの精度向上は、ドライバーの利便性向上だけでなく、交通の円滑化や安全性の向上にもつながる重要な要素だ。ゼンリンは最新地図データにより、より正確で快適なドライビング体験の実現に寄与していく。
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