DSオートモビルが、新型電動SUVクーペのプロトタイプの写真を公開した。ボディに大きく描かれた「750」の数字は、WLTPサイクルで航続距離750kmを実現するという自信の表れだ。

この電動SUVクーペは、カリスマ性のあるスタイリング、空力性能に優れたボディライン、最先端技術、そして一流の快適性を兼ね備えており、SUVの常識を覆す革新的な設計となっているという。

DSは、SUVクーペの成功を支えてきた基本的な特徴を維持しつつ、斬新なデザインで顧客の期待に応えようとしている。新モデルの外観デザインは、最もエレガントなSUVのダイナミズムを再現しながら、100%電動パワートレインのニーズに対応している。

DSの新型電動SUVクーペのプロトタイプ

空力性能の最適化に特に注力しており、ボディの各部分が風洞実験でテストされた結果、Cx値0.24を達成している。フロントバンパー下部には、冷却を補助するアクティブエアインテークが装備されている。

フロントエンドはハイテクな印象を与え、独特の光のシグネチャーが特徴的だ。垂直に配置されたデイタイムランニングライト(DRL)がDSピクセルビジョンライトを囲み、先進的な印象を与えている。

このモデルは、SUVクーペのコンセプトを超えつつ、SUVの品質DNAを失わないように洗練されている。効率性を追求する中で、リアウイングは空力の流れを助けるように彫刻的に設計されている。

DSはこの新モデルについて、年内に詳細を発表する予定だ。

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