見た瞬間に心を奪われる、かわいいクルマ。人によってその基準はさまざまだが、初代コペンに恋心を抱いた人は多いのではないだろうか。そんな初代のデザインを継承して、軽自動車ではなくリッターカーとしてデビューを飾るタイミングが迫ってきたようだ。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ダイハツ
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丸みを帯びた愛くるしいスタイリングで、ダイハツが1993年に生産終了となったリーザスパイダー以来となるオープンカーを世に送り出したのは、2002年のことだった。
彼女の名前はコペン。1999年の東京モーターショーでコンセプトモデルが参考出展。2001年には市販化を目前とした姿で、再び東京モーターショーの舞台に登場し、翌年には正式に販売が開始された。
忘れてはいけないのが、当時の軽自動車としては初となる電動開閉式ルーフを備えており、ハイテク感も満載。また、軽量ボディの強みを活かして、まるでゴーカートを操っているかのような、キビキビした走りが味わえる魅力的なモデルだった。
時代の流れから軽オープンモデルの居場所が狭まていくなか、2014年には2代目が誕生。今でも多くの人たちから愛され続け、幸せなモデルライフを過ごしている。
そんな矢先、2代目の登場から10年が経過しようとする2023年。初開催となったジャパンモビリティショーで、初代をオマージュしたコンセプトモデルが公の場に姿を現したのだった。
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コンセプトモデルの名は「ビジョンコペン」。愛おしい初代のデザインを継承しつつ、リアフェンダーは大きく張り出した処理にするなど、随所に現代風のアレンジが施されている。もちろん、電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」は引き続き採用されているのも確認できた。
初代と異なる点は大きく分けて2つ。ひとつ目は駆動方式がFFからFRになること。ふたつ目は、1.3L直3DOHCターボが搭載される点で、CN燃料の使用を見据えているという。
ではなぜ、軽自動車ではないのか。その背景には、トヨタ、スズキ、そしてダイハツ3社による共同プロジェクトが関係しており、3メーカが同じエンジンを搭載することでコストカット化を実現。結果、小型スポーツカーの開発に白羽の矢が立ったということなのだ。
パワートレインに加えてプラットフォームも共有される一方で、足回りのセッティングは独自開発される予定だという。
ダイハツは、モビリティショー直後に認証不正問題が発覚し、厳しい時間を過ごした。ビジョンコペン市販化の計画も、一度白紙に戻ってしまったことだろう。
けれど、再出発をはじめたダイハツにとって、悪いイメージを払拭したいことは紛れもない事実。その役目を果たせすことができるのは、軽自動車としてではなく、リッターカーとして新たな人生を歩み始めることになる、ビジョンコペン、あなたのデビューなのではないだろうか。
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