別記事にて、鈴木直也氏、国沢光宏氏、渡辺陽一郎氏にそれぞれ世界に誇る10台の日本車を選んでいただいたわけだが、国沢氏は鈴木氏、渡辺氏が選んだ順位に納得がいっていないようだ。今回の記事では、意見が分かれた日産・サクラについて、国沢氏にぶっちゃけていただこうと思う! 

※本稿は2024年10月のものです
文:国沢光宏/写真:日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月10日号

■ちょ待てよ! 国沢氏が「サクラ2位」に異論!

鈴木氏と渡辺氏は2位に挙げたサクラだが、国沢氏は「2位はないのでは?」という評価

 確かにサクラは日本基準で考えたらいいクルマだと思う。されど航続距離からすれば少しばかり物足りない。

 八丈島など島嶼部で乗るならいいけれど、初期型リーフと同じくガマンしなくちゃならない場合が出てきます。よってサクラを日本で2番目に自慢できるクルマだという気持ちはまったく理解できない。

 というか、世界の電気自動車事情を知ってるのだろうか、と疑いたくなる。お二人には「とにかく電気自動車を買って自分の足に使ってみたらいいと思います」と言いたい。自動車評論家も井の中の茹でガエル状態になってしまった?

●鈴木直也氏が選ぶ世界に誇る日本車トップ10
・第1位:トヨタ ヤリス(ハイブリッド)
・第2位:日産 サクラ
・第3位:三菱 アウトランダーPHEV
・第3位:マツダ ロードスター
・第5位:トヨタ ランドクルーザー300
・第6位:スズキ スイフト
・第7位:レクサス LM
・第8位:ホンダ シビック(e:HEV)
・第9位:スバル クロストレック
・第10位:ダイハツ コペン

●渡辺陽一郎氏が選ぶ世界に誇る日本車トップ10
・第1位:スズキ ジムニー
・第2位:日産 サクラ
・第3位:ホンダ N-BOX
・第4位:ダイハツ コペン
・第5位:三菱 デリカD:5
・第6位:トヨタ プリウス
・第7位:スズキ アルト
・第8位:日産 セレナ
・第9位:トヨタ MIRAI
・第10位:マツダ ロードスター

●国沢光宏氏が選ぶ世界に誇る日本車トップ10
・第1位:トヨタ プリウスPHEV
・第2位:トヨタ GRヤリス
・第3位:トヨタ ランドクルーザー250
・第4位:トヨタ GR86/スバルBRZ
・第5位:マツダ ロードスター
・第6位:トヨタ ハイエース
・第7位:三菱 アウトランダーPHEV
・第8位:トヨタ アルファード
・第9位:トヨタ MIRAI
・第10位:ダイハツ ハイゼットデッキバン

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