自動車業界のモビリティ技術サプライヤーであるマレリは、北京で開催されているオートチャイナ2024(北京モーターショー2024)で、インフォテインメントと5Gテレマティクスとを統合したインストゥルメントパネル「プロコネクト」を紹介している。

この新技術は、中国市場において、性能とコストのバランスをとりながら、エントリークラスおよびミッドクラスの車両の、コックピットとテレマティクス機能を統合しようとする、多くの自動車メーカーをターゲットにしている。

メディアテックの実績あるMT8675システムオンチップ(SoC)によって駆動されるプロコネクトは、計器クラスターとインフォテインメントの両方を管理し、最大6つのディスプレイと12台のカメラをサポートしつつ、5Gリリース15のテレマティクス性能を提供する。プロコネクトは、クラスター、IVI(車載情報娯楽装置)、TCU(テレマティックコントロールユニット)機能をサポートする統合SoCにより、冗長なコンポーネントを排除することで、最大40%のコスト削減を実現する。

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