米国の大手GPS機器メーカーのガーミンは、2025年1月に米国ラスベガスで開催されるCES 2025において、「Unified Cabin(ユニファイド・キャビン)」の最新機能を初公開する。
最新の機能には、新しいテーマ設定やカスタマイズオプション、生成AIとの統合などが含まれるという。
ガーミンの車載ドメインコントローラーソリューションが、「Unified Cabin」だ。このUnified Cabinが、車載エンターテインメント部門で、CES 2025のイノベーションアワードを受賞したことも発表された。
Unified Cabinは、2023年のCES2023で初めて公開された自動車メーカー向けの技術。このシステムは、没入型のテーマ設定やAIによる個別化機能を特徴とし、各乗員の好みを記憶し、映画や動画の続きを再生したり、音量やシート設定を直感的に調整したりすることができる。
Android Automotive OSを基盤とし、単一の制御モジュールで車両システムの集中制御をサポートする。ガーミンは、長年培ってきた自動車、航空機、船舶分野でのユーザーインターフェースとハードウェア設計の経験を活かし、包括的なインフォテインメントおよびドメインコントローラーソリューションを開発している。
ガーミンの自動車メーカー部門は、BMWグループ、フォード、ホンダ、メルセデスベンツ、日産、トヨタ、吉利汽車、カワサキ、ヤマハ発動機など、世界的なメーカーに多様なハードウェアおよびソフトウェアソリューションを提供している。
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