2024年で40周年を迎えたNISMO。レース活動から得た知見を活かしたロードカーであるNISMOモデルは、ハイレベルな走行性能を発揮してくれるのが魅力だ。そんなNISMOモデルの中でもジュークをNISMOがチューニングしてコンプリートカーとして販売してたって知ってる!? 今考えるとなんで日産モータースポーツの総本山たるNISMOがコンパクトクロスオーバーのジューク送り込んだの!?
※本稿は2024年10月のものです
文:伊達軍曹/写真:日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月10日号
■日産 ジュークNISMO(2013年登場)NISMO RSの中古車は希少
「ジュークNISMO」は、最高出力200psの1.6L直4ターボにクロスレシオ化された7速CVTと、欧州でチューンされた専用の足回りを組み合わせたモデル。2014年に追加された「NISMO RS」は、ECUの見直しにより同214psをマークし、トランスミッションも7速ではなく8速の変速モード付きCVTを採用した。
●中古車購入ポイントは?
どうせなら最高出力214psのNISMO RSを狙いたいところだが、RSの中古車は希少で、全国で数台しか流通していない。
しかし200psのジュークNISMOであれば中古車流通量はそこそこ豊富で、価格も総額約80万円からと比較的お手頃。とはいえフタ桁万円の物件は走行距離がかさんでいる個体が多いため、実際には総額110万円前後のゾーンが狙い目となる。
基本的には頑丈なクルマだが、CVTの状態は購入前にしっかり確認しておくべき。不調なCVTの修理には、そこそこのお金がかかる。
●日産 ジュークNISMO
・中古相場:約80万〜190万円
・新車時価格:285.1万~302.6万円
・年式:2013~2020年
・入手しやすさ:★★★☆☆
・中古車オススメ度:★★★★☆
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