テスラは、人型ロボット「Tesla Bot(テスラボット)」と自社車両の「製造過程ボディ」を日本で初めて展示する。展示場所は、JRさいたま新都心駅前の商業エリア「コクーンシティ」内にあるテスラさいたま新都心店だ。

テスラボットは、テスラの自動運転技術を応用した二足歩行ロボット。最新の第2世代モデルは、前モデルと比べて30%以上歩行速度が向上し、指先の触覚や感知能力も進化している。卵を割らずに掴むことや重い箱を運ぶことも可能になり、現在はテスラのギガファクトリー内での作業工程をサポートしているという。

テスラの車両と同様に、カメラ映像処理とFSD(フルセルフドライビング)技術を活用しているテスラボットは、今後さまざまな作業や人間のサポートを行う人型ロボットとして進化していく予定だ。

一方、「製造過程ボディ」の展示では、通常は見ることができない車両の骨格(ボディフレーム)などを視覚的に確認できる。テスラのボディは高強度と高剛性を実現するため、様々な素材を使用して世界で最も安全な自動車となるよう製造されている。展示では、各部品ごとにテスラの安全哲学の一部が紹介される。

テスラボットの展示は11月30日から、製造過程ボディの展示は12月13日から開始される。いずれもモックアップ(模型)での展示となるが、テスラの最新技術を間近で体感できる貴重な機会となる。

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