V型6気筒DOHCツインターボをファインチューニングし、7速ATのシフトスケジュールも最適化しているポテンシャルの塊の「スカイラインNISMO」と「駿足の電動シティレーサー」をコンセプトに、NISMOの魂とこだわりを注ぎ込まれた「ノートオーラNISMO」の2台の中古市場がえらいこっちゃ!!

※本稿は2024年10月のものです
文:伊達軍曹/写真:日産、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2024年11月10日号

■日産 スカイラインNISMO(2023年登場):約800万~950万円

400Rをベースにファインチューニングを施したスカイラインNISMO。420ps/56.1kgm

 スカイラインNISMOは、「400R」の3L、V6ツインターボを最高出力420ps/最大トルク56.1kgmまで大幅に強化し、その他諸々にも手が入っているナイスな一台。

 「欲しい!」と思うのも当然だが、残念ながら中古車の数は激少で、相場も激高。具体的には全国で7台ほどしか流通しておらず、価格も総額800万円以上が当たり前となっている。ガクッ。

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■日産 ノートオーラNISMO(2021年登場):約230万~370万円

内外装やボディ、足回りが専用チューニングされているノートオーラNISMO。最新型には4WDも用意されている

 もうひとつのノートオーラNISMOは約250台が豊富に流通しており、中古車価格も総額230万円~とお手頃。

 パワーユニットは通常のノートオーラと同じ1.2L、e-POWERだが、ドライブモードにはNISMO専用チューンが施されており、力強いレスポンスと伸びのある加速を実現する「NISMO」モードも設定されている。

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