ヤマハ発動機は12月12日、公益財団法人日本財団が主導する「海と日本プロジェクト」の一環「浜名湖ワンダーレイク・プロジェクト」に協力すると発表した。

浜名湖では近年、水質の悪化やアサリ、エビ、カニなどの海洋生物の減少が課題となっている。これらの原因の一つとして、海草の一種であるアマモの減少が挙げられている。

このプロジェクトは、アマモの育成・再生を通じて、豊かな浜名湖の生態系を取り戻すことを目的としている。ヤマハ発動機は、60年以上にわたるマリン事業の歴史を持ち、浜名湖畔に開発・実験施設を保有している。同社にとって浜名湖は重要な存在であり、これまでも湖周辺の清掃活動を行うなど、環境保護活動を推進してきた。

具体的な協力内容としては、アマモ栽培水槽説明看板や「天浜線アマモ列車」車内ポスター、知波田駅の副駅名「アマモ駅」の駅名看板にロゴマークを掲示することが含まれている。

これらの活動を通じて、ヤマハ発動機は浜名湖の自然環境維持に積極的に関与していく。

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