1/64スケールクラスで、市販車からチューニングカーや劇中車まで、カーマニアも納得のクルマを取り揃えるアメリカ生まれのミニカーブランド『ホットウィール』(Hot Wheels)。今回は人気映画に登場するカスタムカーと、ネオクラ系を中心にした和製スポーツモデルのセットをリリースする。
ワイスピファン必見!ブライアンの歴代愛車が復活、2台の80スープラが熱い
故ポール・ウォーカーが演じた主人公ブライアンのクルマを集めたワイルド・スピード テーマ アソート 『ブライアン・オコナー』ホットウィールといえば、毎回好評を博しているのが映画『ワイルド・スピード』シリーズの劇中車を再現したアイテム。今回は、第1作からの主人公であるブライアン・オコナーをテーマにした特別なシリーズを用意した。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックもまずは「トヨタ・スープラ」。1993年に登場し、2002年まで販売された通算4代目の、いわゆる80スープラだ。今回は第1作のオレンジ/第7作のホワイトの劇中車2台がラインナップする。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックも鮮やかなオレンジで全身を包んだスープラは、1994年式のエアロトップ仕様がベース。スクラップ状態のNA車をレストアし、ターボ化などのフルチューンを施している。エクステリアは、TRDのボンネットとBOMEXのフルエアロ、APRパフォーマンスのアルミウイングを装着。ボディサイドには、派手なグラフィックが描かれている。
ブライアンのドライブで活躍し、ラストではもうひとりの主人公であるドミニクが駆って走り去って行った、映画『ワイルド・スピード』シリーズを代表するクルマだ。その特徴的なカラーリングを施したフルエアロのスープラは、衝撃的だった第1作の印象を呼び覚ましてくれる。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックももう1台、純白のスープラは、第7作『ワイルド・スピードSKY MISSION』のラストシーンで、ドミニクのダッジ・チャージャーとともに登場した車両をイメージ。1995年式をベースに、トラストのフロントスポイラーを装着した程度のシンプルなクルマだったが、じつはブライアンを演じたポール・ウォーカーのプライベートカーだったとか。
映画『ワイルド・スピード』シリーズのファンならば重々承知だろうが、ポールはこの第7作の撮影の合間に、不慮の交通事故で命を落としている。白いスープラが登場するラストシーンには、そんなポールへの追悼の想いも込められた。2台のスープラを並べて、在りし日のポールが演じるブライアンの勇姿に思いを馳せてはいかがだろうか。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックもブライアンが、オレンジのスープラの前に乗っていたのが「1995 三菱 エクリプス」。目にも眩しいネオングリーンをまとい、オリジナル製作のボディキットやAPRパフォーマンスのウイングを装着して、西海岸で流行したスポコンスタイルに仕上げられている。
おとり捜査官のブライアンが、カーマニアを装い捜査対象に近づくために乗ったこのクルマ、ベースとなったのは1994~99年に販売された2代目エクリプス。WRCで活躍した6代目ギャランのメカニズムをベースに、アメリカで生産された。劇中では襲撃によって、NOSに引火して爆発するという派手な最期も忘れがたいものがある。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックも「日産 スカイラインGT-R(BNR34)」は、第2作『ワイルド・スピードX2』の登場車両がモチーフ。ブライアンが手に入れたミントグリーンの車両をシルバーに塗り替え、ブルーのグラフィックを施した。ブルーネオンのイルミネーションも、鮮烈なビジュアルを演出している。
外装はC-WESTのエアロパーツやHKSのエキゾーストなどを装備し、メカニズムでは多連装のNOSを搭載。GT-Rの人気も相まって、オレンジのスープラと並びブライアンのマシンの中でも人気が高いクルマだ。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックももう1台は「1970 フォード・エスコート RS1600」。第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』の後半に登場した。101ps/136Nmの1,993ccSOHCユニットを積むRS2000とされたが、RS1600はよりハイチューンの117ps/152Nmを発生する1,601ccDOHC16バルブエンジンを積んだモデルだ。
マークIこと初代エスコートは、英国で67年に発売。2ドアのほか4ドアセダンや3ドアワゴン、2ドアバンも設定された。『ワイルド・スピード』の主人公が乗るクルマとしては非力に思えるが、60年代終盤から70年代前半には、ラリーフィールドで成功を収めている。
ネオクラ・ネオヒス世代の日本車をホットウィールテイスト全開でカスタム!
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックももうひとつの注目アイテムが「ストリート・オブ・ジャパン・マルチパック」。日本車のみ6台のセットを、専用デザインのボックスに収めているグラフィティなコレクションだ。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックも「'71 ダットサン 510」は、日産の3代目ブルーバードの北米仕様。実ははホットウィールの人気車種である510、今回はチンスポイラーやオーバーフェンダーを装備したボディを、目にも鮮やかなイエローボディとブラックのストライプで彩っている。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックも「'82 トヨタ・スープラ」は、日本ではセリカXXとして販売された2代目モデル。前期型をベースに、リアクオーターウインドウとテールゲートにルーバーを装着した姿は、80年代らしいドレスアップだ。さらにオーバーフェンダーやボンネットダクト、大型チンスポイラーがアグレッシブだが、片目のリトラクタブルライトがチャーミングだ。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックも「'91 マツダ MX-5 ミアータ」は、NAこと初代ロードスターのアメリカ仕様。NAロードスターの人気色に数えられる深いグリーンでペイントされるが、白いレーシングストライプやキャビン背後のロールバーがレーシーな雰囲気を強めている。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックも「日産 スカイラインHT 2000GT-X」は、いわゆるハコスカの2ドアHT。リベット留めオーバーフェンダーや外付けオイルクーラーなどで、街道レーサー風に仕上げている。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックも「ホンダ・シビック SI」は、6代目シビックから派生した2代目クーペの後期型に設定された、B16A型エンジンを積む高性能モデル。ダクト付きボンネットや大型スポイラーなどのフルエアロスタイルを、ブラックとブルーのコントラストで凄みのあるルックスに仕上げた。
ポール・ウォーカーよ永遠に!映画『ワイルド・スピード』ブライアンの愛車がホットウィールで蘇る、日本の名スポーツカーが揃ったマルチパックも「カスタム '01 アキュラ・インテグラ GSR」は、3代目インテグラのチューニングカー。北米ではホンダの上位ブランドであるアキュラのエントリーモデルで、ヘッドライトは丸型4灯だったが、当時は日本仕様の横長ヘッドライトを装着するのがカスタムの流行だった。
ブライアンの劇中車が揃ったワイルド・スピード テーマ アソート 『ブライアン・オコナー』の価格は各605円(税込)、パッケージを含めてコレクション必至の「ストリート・オブ・ジャパン・マルチパック」の価格は3,630円(税込)。
パッケージやボックスのアートも魅力的なホットウィールは、クルマ好きへのクリスマスプレゼントにもピッタリ。最新情報は公式ウェブサイトをチェックだ!
世界No.1のミニカーブランド!ホットウィール公式webサイトはこちら鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。