超絶惜しまれながら終売となったマツダ6。改名前の初代アテンザはかなりスポーティなセダンであったが、内装デザインもかなり凝っていた。当時流行り始めた丸型のエアコンルーバーなどなど、でも個人的には純正ナビのリモコンがなんといっても便利だったのだというお話。
文・写真:ベストカーWeb編集部
■いやー初代アテンザカッコよかったなぁ!! 内装もかなりよかったのよ
かつてはカペラ→アテンザ→マツダ6と国内に限っては2度の改名を行っていたが、残念ながら終売に。とくに名前を変更した初代アテンザはかなりスポーティな仕上がり。セダン・ワゴンともにかなり走りに振った仕様であった。しかもマツダスピードアテンザなど、攻め攻めモデルもあったほど。
デザインもお見事で、今見ても古さをまったく感じないほど。とくに内装は最近流行りの大画面モニターこそないが、十二分に今でも通用する仕上がりであった。
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■超細かいけど……地味に便利だった!! 今はなき車内リモコンの革命児
初代アテンザはダッシュボード中央にナビを取り付けるタイプとインパネ中央にナビを装着するタイプが存在していた。往々にして前者がメーカーオプション、後者がディーラーオプションあるいは社外品というイメージ。
今回取り上げるのはメーカーオプションナビで世代にもよるのだが、エンジンスタートで画面が起き上がるタイプであった。今やすっかり見なくなったギミックだが、当時はコレがカッコよかった。
それはさておき、このナビの操作はタッチパネルがいまほど普及しておらず原則リモコンで行っていた。このリモコンがお見事で、今のマツダ車はシフト周辺にナビやオーディオを操作するボタン類が設置されており、もちろん据え置き型。
ところが、初代アテンザの操作パネルはシフト横に設置されており、付けたままでも操作できるうえ、取り外してリモコンとして使えるなどシーンによって使い分けられる仕様であったのだ。
当時操作はリモコンが当たり前であったが、このリモコンが車内でなくなることもしばしばで、キチンとリモコンの居場所をメーカー自ら用意してくれたのはお見事。そのうえカッコイイときたら、この設計はかなり理にかなっていたのだ。
今や車内からリモコン自体がなくなりつつあるが、こういった過渡期のモデルって今見ると新たな発見があったりで面白いですね。皆さんの思い出をコメント欄にてどうぞ!!!!!!
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