ダイハツのマレーシア合弁のプロドゥアは5月21日、同社初のEVプロトタイプ『emo-1』をマレーシアモーターショー2024で発表した。
emo-1は、プロドゥアのコンパクトカー『マイヴィ』をベースに、EVパワートレインを搭載した。このプロトタイプは、プロドゥアが電動化技術を構築するための基盤になるという。
このEVプロトタイプは、パワーベンチ、パワーコンバーター、全体のスタイリングとデザインの3つの主要部分で構成されている。これらの部分は、すべてマレーシアで現地生産されており、パワーコンバージョン技術の開発のみ、オーストラリア企業と共同で行われた。
パワーベンチの開発は、プロドゥアが3つの地元大学(テナガナショナル大学、クアラルンプール大学、プトラマレーシア大学)と提携して行った。これにより、この技術を完全に理解し、自社のものとすることができたという。
この協力は2022年9月に始まり、プロドゥアと3つの大学が協力してEVパワートレインをゼロから開発し、それぞれの専門知識と能力を向上させた。
プロドゥアは、プロトタイプでの開発を続け、『プロドゥアEV』を量産化する計画。その外観は、プロトタイプと異なるという。
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