3ドアの輸入ハッチバックは、欧州ではベーシックな「庶民の足」的存在。中古で探せば意外とレアかつユニークなモデルも見つかる。ここでは、そんな個性的な中古3ドア輸入ハッチバックのなかから、プジョー 1007をご紹介する。

※本稿は2024年4月のものです
文:伊達軍曹/写真:ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2024年5月26日号

■マイナートラブルはそれなりに発生しやすい:プジョー 1007(2006年発売)

プジョー 1007。全長3730×全幅1710×全高1630mmというコンパクトでハイトなボディに、両側電動スライドドアを装備するのが特徴

 トールボーイスタイルを採用した、電動スライドドアを持つ3ドア車。デザインは、実はピニンファリーナが担当している。搭載エンジンは1.4L・SOHCと1.6L・DOHCの2種類が用意され、2006年から2009年まで販売された。

●中古車購入ポイントは?

 流通台数は約10台で、そのうちの多くが1.6L版。モデル全体の中古車相場は総額40万~100万円といったところ。

 なんだかんだマイナートラブルはそれなりに発生しがちなクルマで、電動スライドドアや2トロニックミッションが不調になることも。そういったことも気にならないほど、このスタイリングにホレた人が買うクルマだ。

●プジョー 1007
・中古相場:約40万~100万円
・新車時価格:199.0万~231.0万円
・年式:2006~2009年
・入手しやすさ:★★☆☆☆
・中古車オススメ度:★☆☆☆☆

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