神戸市長田区で26日、阪神淡路大震災の後から続いている消防訓練が行われ、住民のほかに大学生が参加しました。

長田区で行われた住民による消防訓練では、地震などで火災が発生した際の初期消火について確認しました。

29年前の阪神淡路大震災で、長田区はおよそ5000の家が全焼するなど、神戸市の中でも特に大きな被害を受けました。

消防訓練はその時の反省からこれまで200回以上行われていて、26日は、長田区で震災について学ぶ大学生も参加しました。

【関西学院大学・西口梨々子さん(20)】
「ホースも重いですし、長いですし。教えていただいて初めて知った部分が沢山あった」

【消防訓練の幹事・古市忠夫さん(83)】
「震災直後は40〜50人で訓練をやった。もうすぐ(震災から)30年経つけど、もう忘れてるようで…。続けるということが一番大事」

訓練は今後も続けていきたいということです。

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