岸田文雄総理大臣は中国の李強首相と会談し、日本産食品の輸入規制を「即時撤廃」するよう求めました。

岸田総理
「李強総理としっかりと建設的かつ安定的な日中関係に向けた議論を深めることができますことを、私自身大変うれしく思っております」

 一方、李強首相は処理水を「核汚染水」と呼ぶ従来の主張を繰り返しました。

 ただ、両首脳は処理水を巡る事務レベル協議の加速では、一致したということです。

 また、岸田総理は最近の軍事情勢などの動向を注視していると伝え、「台湾海峡の平和と安定は、我が国を含む国際社会にとって極めて重要」と強調しました。

 李首相は「台湾問題は中国の核心利益の中の核心であり、越えてはならない一線」と答え、日本が約束を守り、二国間関係の継続的な発展に向けて前向きな雰囲気を作り出すことを期待していると述べました。

(「グッド!モーニング」2024年5月27日放送分より)

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