福岡県柳川市で春恒例のイベント「中山大藤まつり」が4月15日から始まりました。

中山熊野神社で始まった「中山大藤まつり」では藤の花が見頃を迎え、境内は甘い香りに包まれています。

樹齢300年以上の大藤は県指定の天然記念物で、6本の木が藤棚に枝を広げ約20万本の花房に薄紫色の花が咲いています。

初日の15日はまだ3分咲きでしたが、訪れた人は雨の中の花見を楽しんでいました。

◆来場者
「家にもこうやって藤をおばあちゃんが植えてくれているけど、それより満開に咲いているからキレイだと思う」

◆来場者
「雨だけどとてもいい匂いがして、これだけあると壮観です」

この大藤は、新5000円札にデザインされる大阪の野田の藤を持ち帰ったものとされていて、保存会は「新紙幣との縁も知ってほしい」と話しています。

「中山大藤まつり」は4月28日まで開かれています。

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