愛媛県松山市を舞台に、ボートにかける女子高校生を描いた小説「がんばっていきまっしょい」が今年の秋、アニメ映画化されます。映画の公開を前に、監督らが作品への思いを語りました。
今年10月公開予定のアニメ映画「がんばっていきまっしょい」。1995年に坊っちゃん文学賞を受賞した松山市出身の敷村良子さんの小説が原作で、松山東高校ボート部をモデルにボートにかける女子高校生を描いた青春ストーリーです。これまでに、映画やドラマで実写化はされていましたがアニメ化は初となります。
映画の公開に先駆け26日、櫻木優平監督らが松山市を訪れ、作品への思いを語りました。
櫻木優平監督:
Q.なぜアニメ化?「元々『がんばっていきまっしょい』の作品が昔から好きで、熱血系スポコン部活アニメではないジャンルの、ある意味元祖として、作る意味のある作品だと思い選ばせていただきました」
作品はCGアニメーションで現代を設定に描かれていて、主人公・村上悦子役には「東京喰種トーキョーグール」など多くの人気アニメで声優を務める雨宮天さんが演じます。
櫻木優平監督:
「アニメでしかできない表現っていうのは結構、色だなと思ってまして、夏の印象として残っている色であったり、幼少期の暑い思い出みたいな色味をベースに、原作のみずみずしさ、空気感を保つみたいな手法は取りましたね。スポーツに限らず、いろいろ挑戦したいと思えるような気持ちで持ち帰ってもらえればと思います」
アニメ映画「がんばっていきまっしょい」は10月25日(金)に全国公開。松山では先行上映会も予定されているということです。
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